- 阪神OB野口寿浩「小林誠司はチームに絶対必要」 投稿日 2023年10月13日 04:00:54 (Red★速報)
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一方で、浮沈を決めるポイントの1つを、野口氏は「正捕手の大城(卓三捕手)を脅かすキャッチャーが出てくるかどうか」と見ている。「岸田(行倫捕手)、山瀬(慎之助捕手)らが候補になると思います」。
球界のトレンドは“1人正捕手”から2人以上の併用へと移りつつある。今季も3年連続リーグ優勝を達成したオリックスで、スタメンマスクを若月健矢捕手と、FA移籍1年目の森友哉捕手とで分け合った。「2人ともフレッシュな状態でマスクをかぶることができた」。森は守備の負担が減った分、DHとしても46試合に先発出場。リーグ4位の打率.291、18本塁打64打点と持ち前の打力を発揮した。
「かつての古田敦也さん、谷繁元信さん、城島健司のような絶対的な捕手がいなくなった事情もありますが、常にフレッシュな状態で出られるように、2人以上の捕手が必要な時代になってきているのではないでしょうか。巨人も大城の他に、自信を持って出せる若いキャッチャーが1人か2人出てくれば、この投手にはこの捕手というように“担当制”を敷くこともできますし、リードの目先を変えることもできます」
ただし阿部新監督自身、全盛期には「4番・捕手」の座に君臨し、シーズンを通して毎試合のようにマスクをかぶり続ける捕手だった。現役時代の自分のような絶対的な正捕手をつくろうとするのか、それとも“今どきの起用法”に舵を切るのか、注目されるところである。
さらに巨人には、34歳のベテラン・小林誠司捕手もいる。今季は海外FA権を取得したが、21試合の出場にとどまり、去就が注目されている。野口氏は「小林自身、現在の立場に満足はしていないと思いますが、ああいう選手はチームに絶対必要です。いまの巨人に不測の事態が起こった場合、ポッと出てパッと収めて帰ってきてくれるのは、小林しかいません」と力量を買っている。
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Source: Red★速報
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