- 【宝の山】12球団合同トライアウトが終了 投稿日 2022年11月8日 17:05:25 (ツバメ速報)
元阪神の一二三慎太投手(30)は阪神時代の背番号「36」で登場した一二三氏はサイドスローから日本ハム・樋口、片岡と空振り三振(樋口は振り逃げ)。最後は日本ハム・宮田にフルカウントから四球を与えたが、130キロ前後の直球を内外に丁寧に投げ分け、17球で持ち味を見せた。東海大相模3年夏の甲子園では準優勝に輝き、ドラフト2位で11年に阪神に入団。プロ入り後は度重なる右肩の故障に悩まされ2年目の12年に評価の高かった打力を生かして外野手に転向したものの、1軍出場はかなわず、16年限りで戦力外通告を受けた。現在はパーソナルジムでのトレーナーに転身していたが、今夏に現役復帰を宣言していた。
楽天から戦力外となった福井優也投手(34)は打者3人の対戦で西巻(ロッテ)を投ゴロ、元チームメートの安部(広島)を中飛、宮本(DeNA)を空振り三振という内容。最速145キロにフォークもまじえ、3者凡退に仕留めた。済美2年時の選抜で初出場初優勝を決め、早大時代は斎藤佑樹、大石達也らとドラ1トリオとして注目された右腕。「自分の良いところが見せられたと思います」と手応えを口にした。
DeNAから20年オフにFA移籍した巨人から戦力外となった井納翔一投手(36)は打者3人の対戦で安部(広島)に中前打、真砂(ソフトバンク)を遊ゴロ、黒瀬(ソフトバンク)を遊ゴロ併殺という内容。最速147キロをマークして健在ぶりを見せつけた。
巨人から戦力外となった桜井俊貴投手(28)は打者3人の対戦で渡辺勝(中日)相手に持ち前の直球をテンポよく投げ込み二遊間のゴロに打ち取ったが、結果は内野安打に。2人目の中神(広島)には四球、続く吉持(楽天)は一飛という内容。切れのある直球は健在で最速148キロだった。「戦力外受けて、2日くらい寝込んで苦しい日々だったんですけど、この時を無事に迎えられたことをうれしく思います」と戦力外通告後の偽らざる心境を吐露。しかし「楽しむことだけ考えて腕を振って投げました。練習してきた感じが出せたと思います」と手応えを口にした。
2016年ドラフト1位で、ヤクルトを戦力外となった寺島成輝投手(24)は、打者3人の対戦で勝俣(巨人)に四球、三ツ俣(中日)に中前打、桂(中日)を三飛という内容。最速141キロで、スライダー、カーブを巧みに投げ分けた。今井(作新学院―現・西武)、藤平(横浜―現・楽天、高橋昂(花咲徳栄-現・広島)とともに「高校BIG4」の一人として注目された左腕。「自分の中では悔いなくできたと思います」と振り返った。
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Source: ツバメ速報