- DeNA山崎康晃、守護神復活の裏で励んだ努力 投稿日 2022年7月6日 14:10:12 (ベイスターズ速報@なんJ)
シーズンの開幕前、DeNA・山崎康晃投手(29)がインタビュー中に語った一言だ。あれから3カ月半。〝有言実行〟の活躍で、見事にハマの守護神に返り咲いた。
2015年、亜大からドラフト1位で入団した山崎は、1年目から新人最多記録を更新する37セーブ挙げて鮮烈なデビューを飾った。以降もクローザーとして君臨し、18、19年は2年連続のリーグ最多セーブを記録。同年の世界大会プレミア12では、日本代表の胴上げ投手にも輝いた。
順風満帆に進んできたプロ生活だったが、コロナ禍とともに一変した。20年は防御率5・68の大乱調でクローザーを剝奪され、6セーブに終わると、21年は自己最少の1セーブ。苦悩の日々を過ごした。
悔しさを胸に、オフは並々ならぬ思いで過ごした。
「練習もそうですし、食事も改めて、日常生活から(クローザーの)ポジションに戻ることを意識してやってきた」
恒例の厚木合同自主トレの後、初めて大阪で合宿を行った。標高が高いところに匹敵する酸素量の中で負荷の高いものを行う低酸素トレーニングに励み心拍を高め、練習後は有酸素で体重をコントロール。栄養学も学び、食事では脂質や糖質をカットするなど管理を徹底した。
最大時よりも体重を8キロ減量し迎えた今季。「真っすぐで勝負できている」という言葉に大きな手応えを感じさせた。オープン戦から結果を残し、クローザーに復帰。1投球回あたり何人の走者を出したかを表す投手指標WHIPが0・69を記録するなど、安定した投球を続けている。
球団では佐々木主浩(252)だけ、プロ野球全体でもわずか6人しか成し遂げていない通算200セーブまで、あと「14」まで迫った。残り70試合、今季中に達成すれば、佐々木の30歳6カ月を上回る最年少到達となる。
クローザーというのは、改めて酷なポジションだと感じる。人間だから乱れることもある、ましてや相手もプロ、それでも「抑えて当たり前」が要求される。事実、昨季までの不振時はどこからともなく出ていた山崎の記事が、今季はめっきり減ったように感じるのは何とも皮肉だ。だからこそ今、守護神復帰の裏にあった努力はしっかりと伝えたい。彼を目標にしている多くの未来のクローザーのためにも。(浜浦日向)
https://www.sanspo.com/article/20220706-ZLZMDAWUKNI6DGXOFROGHO7X34/
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Source: ベイスターズ速報@なんJ