- 【野球】巨人・井納は〝若手積極登用〟で崖っぷち 信頼復帰に求められる「一発快投」 投稿日 2022年2月13日 11:00:22 (Red★速報)
早くも新たな戦力が芽生え始めた。9日から一軍に昇格した赤星に、原監督が「非常に完成度の高いピッチャー。22歳だからまだ伸びる。ツーシームと真っすぐには自信を持っていると思うね」とうなれば、桑田投手チーフコーチも「ボール自体も強いですし、テンポも良く、制球力もある。守備も動きがすごく良かったので、総合的に考えて一軍で十分できる」と賛辞の嵐。二軍練習も視察した原監督が育成の2年目右腕・木下に熱視線を送る場面もあった。
まだ実戦は行われていないが、首脳陣の注目は若手に注がれている。その一方で、立場すら失いかけているのが井納だ。FA加入1年目の昨季は開幕目前に自身の不注意から頭部を負傷して出遅れ、期待された先発はわずか1試合。契約最終年の今季は正念場となる。本人は「しっかりとアピールして、何とか一日でも早くチーム内の信頼を勝ち取れるように」と意気込んでいたが、不運にも宮崎入りした1月下旬に新型コロナの陽性判定を受けた。隔離療養などを経て現在は若手中心の「一軍」とも自主調整組の「S班」とも別の「立ち上げ班」として地道な調整を続けている。
本人が抱えるもどかしさは察するに余りあるが、そこへ輪をかけて押し寄せるのが世代交代の波だ。球団の編成側もユニホーム組の現場も、今季は若手の底上げを一大テーマと位置づけ、原監督も「五分五分の力であるならば、実績の少ない若い選手を使おう」と明言している。
そうなって最もあおりを受けるのは昨季の成績不振で信頼を失った投手最年長の井納だろう。チームスタッフの一人は「去年、先発が5人しかいないとなった時、首脳陣が6枚目に…と考えたのは井納と今村。でも、2人とも厳しいという判断だった」という。
だが、井納に汚名返上のチャンスがゼロかと言えば、そうでもないとの見立てもある。
「原監督はチャンスは与える監督。与えるけれども、若手を使うと言っている以上、チャンスは多くはないでしょう。(井納は)巨人での実績がないに等しいので、求められた時に結果を残さなければ、それっきりになってしまうかもしれません」(別のスタッフ)
若手のサバイバルが過熱する中で、井納も〝一発快投〟が求められそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7b68aa11e9f817988fd89af5a4bc2b9d4f0fc8e
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Source: Red★速報