- DeNAラミレス元監督「俊足でない8番の野手が出塁しても、投手の犠打でダブルプレーになるリスクが高い」 投稿日 2022年1月28日 21:30:01 (ベイスターズ速報@なんJ)
ただ一方で、「あの充実した戦力であれば優勝できた」、「奇抜な采配が当たったとは言えない」といった指摘も、何度となく耳にした。
采配は革新的に映った。八番打者に投手を置き、二番には18、19年の本塁打王・ソト、17年の首位打者・宮崎敏郎など強打者を配し、犠打をしないことで知られた。そして先発投手の状態が悪いと見るや早々に見切りをつけ、救援陣をつぎ込む。申告敬遠を多用する監督でもあった。
筆者は巨人、DeNAの番記者として、現役時代のラミレスさんを取材していたが、DeNAの監督時代は他球団の担当だった。あれは16年、私がヤクルトの担当記者だった時だ。自身の采配に賛否両論の声が上がっていることが、本人の耳に入ったのだろう。神宮の室内練習場にいたラミレスさんに挨拶をするや、「ちょっといい?」と私を練習場の奥の方へと連れて行き、目指す野球の方向性を熱く語ってくれた。
「私は機動力を軽視しているわけではない。足を使った野球は相手バッテリーに重圧をかけられるし、得点が入る確率も高い。だから実際にスモールベースボールを試みたこともある。しかし、うまくいかなかった。筒香嘉智(現パイレーツ)、宮崎敏郎、ロペス、ソトと長打力のある選手がそろっていた一方で、足のある選手が少なかった。二塁に犠打で送っても、ワンヒットで走者が本塁に還ってこられない。チーム事情を考えても、攻撃的な野球のほうが合うと判断したんだ。『八番・投手』にも合理性はある。俊足ではない八番の野手が出塁しても、九番の投手の犠打でダブルプレーになるリスクが高い。それなら最初から八番に投手、九番に野手を置いて、トップバッターに良い流れでつないだほうが得点の可能性は広がる。野球のトレンドは常に変わっていくんだ」
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https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/202201240002-spnavi
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Source: ベイスターズ速報@なんJ