- 【野球】巨人・岡本 Gナイン安堵の年俸3億円到達も…直前に勃発していた「4億円事件」 投稿日 2021年12月22日 10:00:31 (Red★速報)
満足げな表情で更改後の取材に応じた巨人・岡本和(球団提供)
大台到達だ。巨人・岡本和真内野手(25)が20日に東京・大手町の球団事務所で契約交渉を行い、9000万円増の3億円で更改した。2年連続で打撃2冠王に君臨し、Aクラス死守の功労者となった主砲には「せめて3億円を」の声もあったほどで、見事にクリアしてみせた。そんな背番号25を巡っては球団側との事前交渉前に〝4億円事件〟が起きていた。
相変わらずのノラリクラリぶりだった。今季は全143試合に「4番・三塁」で先発出場し、39本塁打、113打点。念願だったゴールデン・グラブ賞も初受賞し、個人的には4番の名に恥じない成績を残した。
契約後に行われた会見で、注目された来季年俸額について質問が及ぶと「逆にいくらになったと思いますか?」と〝逆質問〟。「3億円か?」との答えに対し「じゃあ、それでお願いします」とまるで人ごとのように言ってのけた。ただ、締めるところは締める。巨人で高卒8年目野手の3億円到達は2000年の松井秀喜(2億8000万円→3億5000万円)以来で「それだけ責任が増しているというのが目に見えて分かる部分だと思うので、そこはしっかり頑張りたい」と真剣な表情で決意を語った。
岡本和の3億円到達はチーム内の〝願い〟でもあった。昨季も2冠に輝いたが、今季年俸は7000万円増の2億1000万円だった。同様の昇給幅であれば、2億8000万円で頭打ちとなると見られていたためだ。孤軍奮闘した主砲のそんな状況を同僚たちが放っておくハズもなく、チーム内からは「せめて3億円を」という声が出ていた。後日、それを岡本和本人に伝えると、斜め上をいくこんな答えが返ってきた。
「4億円って書いといてくださいよ!」
果たして、いったいアレは何だったのか…。当時はまだ球団側との事前の下交渉も行われておらず、まっさらな状態。当然、球団から金額提示も受けておらず、未知の査定額に不満をぶちまけたわけでもない。
では、下交渉を前に賃上げを狙った球団に対する〝イメージ戦略〟の一環として利用したかったのかというと「和真はそこまでおカネに固執するタイプではないと思う」(チームスタッフ)。となると、岡本和ならではの本音ともウソともつかない単なるジョークだったのか…。
真相は闇の中だが、このまま活躍を続ければ4億円到達も時間の問題だろう。会見でも1年契約かどうかを確認され「もちろん。本当は15年とかの契約が欲しいですけどね」とカマした。ユーモアたっぷりなキャラクターもさることながら、来季以降の爆発に期待がかかる。(金額は推定)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1feb577dd11353e9571856fb82ef8e0e2c1aea1
続きを読む
Source: Red★速報