- 【朗報】今年のドラフトで柳田2世が見つかる 投稿日 2021年10月6日 03:00:12 (Red★速報)
▼ 梶原昂希(神奈川大)
・外野手
・188センチ/83キロ
・右投左打
・大分雄城台高
<各塁へのベスト到達タイム>
一塁到達:3.97秒
二塁到達:7.78秒
三塁到達:11.46秒
◆ 元阪神・安藤優也は高校の先輩
梶原の出身校は大分県立大分雄城台高校。かつて阪神で活躍した安藤優也の母校で、県内では度々上位に進出しているが、甲子園出場はない。これまでにNPB入りしたのも安藤だけである。
高校時代は県内で評判の選手だったものの、全国的な知名度が高かったわけではない。しかし、神奈川大に進学すると1年の春からレギュラーに定着。秋には打率4割をマークして首位打者を獲得するなど、一躍リーグを代表する選手へと成長を遂げた。
梶原のバッティングの良さは、とにかく思い切りよくバットが振れるという点にある。
リストの強さに頼ることなく、全身を使ってスイングすることができており、たとえ空振りでも相手バッテリーや見ているものを「ゾクッ」とさせるような迫力がある。
この日放った2本の長打も、完璧にタイミングがあったわけではなかったが、それでも外野の頭を越えられるというのは、ヘッドスピードとインパクトの強さがある証拠だろう。
また、シートノックの部分でも触れたが、大型選手でありながらも脚力は抜群。一塁到達タイムは「4.00秒」を切ればかなりの俊足とされるが、第2打席の内野安打でのそれは「3.97秒」という数字をマークした。フルスイングしたうえでのこのタイムは価値が高い。
◆ スケールが大きい外野手を求める球団におすすめ
一方で課題となるのは確実性だ。
この日は4安打を放ったものの、翌日の試合では4打数無安打で3三振。前日とはうって変わって結果を残すことができなかった。
豪快にフルスイングすることは長所ではあるとはいえ、タイミングを合わせる動きに少し余裕がなく、特に緩急への対応に不安が残る。もう少しゆったりとボールを呼び込めるようになれるか…。これが、上のレベルで成功できるか否か、大きなポイントとなりそうだ。
それでも、これだけの大型でありながら、脚力と振る力を兼ね備えた選手は貴重。長所が上手く伸びていけば、柳田悠岐(ソフトバンク)のような選手に育つ可能性を秘めている。
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Source: Red★速報