- 元千葉ロッテ・金泰均「韓国代表は日本の野球は韓国より一枚上と知る事が大事」 投稿日 2021年8月5日 15:30:40 (日刊やきう速報@野球まとめ)
<東京五輪>負担が大きいのは日本…韓国は自分たちの野球を
韓日戦で最も必要な姿勢は「韓日戦であることを意識しないこと」だ。過去の代表時代を思い出すと、韓日戦を控えた時は確かにチームが一つにまとまる感じがあった。戦力分析ミーティングも普段より悲壮な雰囲気で行われ、選手たちも1回見る資料を2回見た。どの試合の前も集中するが、雰囲気からして何か違っていた。韓日戦でもあり、日本が強豪チームだからだ。私自身もマインドコントロールをしたことを思い出す。
しかし、日本も「相手チームの一つ」という気持ちで準決勝に臨むのがよい。韓日戦が重要であるのは事実だが、どうせ代表チームの試合はすべてが重要だ。また、誰もが知っているように日本の野球は韓国より一枚上だ。選手もその事実を認知して「勝てればよく負けてもともと」というスタンスでプレーをすればよい。そうしてこそ各選手が実力を発揮しやすくなるだろう。
もちろん私自身もそのような心構えが難しいことをよく知っている。ただ、過去の経験からこのように伝えたい。2009年ワールドベースボールクラシック(WBC)に出場した当時、日本代表はダルビッシュ有などメジャーリーガーまで招集した。本当に華麗なメンバーだった。しかしむしろ「日本は自分たちより強い。負けても何ともない」と認めると、気持ちが楽になり試合が良い方向に進んだ。
負けてはいけないという負担を感じるのはむしろ日本の方だ。日本も自分たちの実力が一枚上だということを知っているため、必ず勝たなければいけないというプレッシャーになる。
金泰均(キム・テギュン)元韓国代表
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a8537db41b3923390697c5b5ecc3e919d2f6049
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Source: 日刊やきう速報@野球まとめ