- 宮本慎也「清宮と村上の差は執念」 投稿日 2021年2月21日 23:00:05 (日刊やきう速報@野球まとめ)
清宮は奮起を!ヤクルト村上との差は執念/宮本慎也
プロ入り4年目を迎え真価が問われている日本ハム清宮が、中日との練習試合で3ランを放った。この時期は結果よりも内容が大事だが、清宮は結果を求められる立場。フリー打撃から見ていたが、技術的な部分でそれほど大きく変わった点はなかったが「何としても結果を残す」という執念が、打撃スタイルからにじみ出るようになっていた。
ホームランはカウント2ボールから、真ん中の直球を右中間スタンドに運んだもの。打者有利のカウントからの甘い球で、清宮の潜在能力からすれば、それほど称賛するような1発ではない。しかし、強引な力任せのスイングではなく「失投は絶対に逃さない」という、仕留めるべくして仕留めた1発だった。
凡退した3打席を見ても、すべてコースなりに打っていた。長打を期待されるタイプの打者が、外角は逆方向、真ん中はセンター方向、内角は引っ張るといった打撃スタイル。結果を追求している証拠だろう。さらに第1打席の初球は、外角へのボール気味の真っすぐをストライクと判定されたが、悔しそうな表情までしていた。
気持ちの面で、確実に変わっているのだろう。昨年、NHKで解説をしていた試合で、ボール気味の球をストライクに判定されて見逃し三振を喫した。個人的な想像だが、ベンチに戻ると「ボールですよね」といった感じでヘラヘラしていた。この光景を見たとき、同期でもあるヤクルト村上との差を感じた。同じ状況での村上は、仏頂面でムッとした表情でベンチに戻ってくる。これがいいのか悪いのかは個人の考え方で違うだろうが、勝負事に向き合う執念の差だと感じていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6b0a18cf62f19b32676bf40ab1fea987f44f753
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Source: 日刊やきう速報@野球まとめ