- 元巨人、横浜・駒田徳広さんの今 都内にバーを出店「コロナで経営は厳しいけど頑張ります」 投稿日 2021年2月9日 22:30:28 (ベイスターズ速報@なんJ)
【あの人は今こうしている】
駒田徳広さん(58歳/元巨人、横浜)
かつて、満塁時の打率が5割を超えたシーズンもあるほどの勝負強さから「満塁男」と呼ばれたスラッガーがいた。本日登場の駒田徳広さん(58)だ。1980年のドラフト2位で巨人に入団、移籍した横浜でも日本一に貢献した。2001年の引退後は評論家、コーチ、独立リーグ・高知の監督も経験。さて、今どうしているのか?
◇ ◇ ◇
「今日は取材だよね。奥の席にどうぞ」
都内品川区。東急目黒線・西小山駅から歩いて4、5分のバー「駒田家 Koma’s House(コマズハウス)」へ行くと、眼鏡をかけた駒田さんに迎えられた。
「オープンしたのが去年の9月1日でね。19年10月に高知ファイティングドッグスの監督を辞めてこっちに戻ってきてから、また始めようかな、って思ってたんだ。で、去年の夏に新型コロナが収まりかけたから開店を決めたってわけ」
駒田さんが「また」というのは、同店で3回目の出店になるからだ。
「最初が03年。41歳の時に野球解説業と並行して横浜・関内で2年くらいやってました。2代目は高知の監督をしてた18年3月から19年10月に退任するまで高知市内で。店名は、ずっと『Koma’s House』だね」
開店後は順調だった。ところが、10月後半以降、再び新型コロナの感染者が増加。今年1月7日、2回目の緊急事態宣言が出され、営業時間短縮を余儀なくされているのはご存じの通りだ。
「宣言前は感染予防を徹底して18時から22時までの営業でした。でも、今は17時から20時までで要予約。経営は厳しいけど、みんなで感染拡大防止をしなきゃならないんだから仕方がない。要請に従いながら頑張りますよ」
■ネット検索して地方から来るお客も
店内は駒田さんが愛用した野球グッズや現役時代の写真、ポスターの他、1970年8月公開のアニメ「巨人の星 宿命の対決」の貴重なポスター、80年代の男性週刊誌、懐メロのレコード、さらに駒田さんが話題となったスポーツニュースのVHSビデオ(!)まである。そこだけ見ていると、タイムスリップしたかのようだ。
「全部、僕のコレクション。VHSはビデオデッキがあるから視聴可能です。懐古趣味? そうだね。でも、今の時代だからこそ新鮮味があるんじゃないかな」
お客は地元がメインだが、ネット検索して地方からやってくる野球ファンも少なくない。
お目当ては、もちろん駒田さんとの野球談議。史上初の初打席満塁ホームラン、巨人と横浜で日本一、2000年に2000安打を達成し名球会入り、一塁手では最多となるゴールデングラブ賞10回、そして89年の日本シリーズ第7戦で近鉄(当時)の加藤哲郎投手から放った因縁の本塁打と、ダイヤモンドを駆けながらの「バカヤロー」発言など、話題は尽きない。
「加藤君との件は、さんざんテレビでも話してるし、ユーチューブでその映像を見ることもできるよ。それでも聞きたがるお客さんは多いね」
野球ファンだけではない。バルセロナ五輪水泳金メダリストの岩崎恭子さん、隣の武蔵小山でスナックを経営している女子プロレスラーの井上京子さんら、アスリートも顔を出す。先週はOPBF東洋太平洋アトム級王者の松田恵里さんもやってきた。
「松田さんの所属ジムが西小山にあるので、名誉後援会長に就任したんですよ。彼女は3月18日に後楽園ホールで世界戦に挑戦するので、所用がなければ応援に行こうと思っています」
気になる料金は、チャージが2000円でビールが500円。ボトルキープは黒霧島が2800円、IWハーパーが5800円と実に手頃。
「庶民的な街・西小山プライスです。気取ったバーじゃないし、僕のコレクションルームに行くって感じで、気軽に寄ってもらえたらいいな、と思っています」
https://news.livedoor.com/article/detail/19661857/
2021年2月8日 9時26分
日刊ゲンダイDIGITAL
続きを読む
Source: ベイスターズ速報@なんJ