- 【野球】巨人“桑田メニュー”に若手悲鳴 「去年よりめちゃくちゃランメニューが増えた」 投稿日 2021年2月9日 15:00:22 (Red★速報)
宮崎キャンプで初指導となった前日6日、久しぶりに巨人のユニホーム姿を披露し、「モデルじゃないんだよ」と照れ笑いもつかの間。7日はブルペンで桜井、高梨、高橋優、大江の投球をさまざまな角度から観察し、時には捕手の後ろに立った球審のさらに後ろから球筋を見極めた。
東大院の研究員として野球の動作解析を学ぶなど、桑田コーチ補佐は最先端の合理的練習を提唱するイメージが先行。入団会見時には「今はたくさん投げて、たくさん走ってという時代じゃない」との発言もあった。
だが、これは「あくまで成長期の学童、学生野球の話。アマチュアで量を追い求める練習は良くない」との注釈付き。現場復帰に際しては、「体のできあがったプロは体に染み込ませていく作業も大事。25、26歳くらいまでの投手にはよく投げ、よく走ってもらいたい」と、逆に走量を増やすことを宣言していた。
実際に今キャンプで、“桑田メニュー”をこなしたある投手は「去年と比べても、めちゃくちゃランメニューが増えてます。想像以上。体中が張っている」と証言。「グラウンドや下が砂地のクロスカントリーに300メートルトラック。短距離も長距離も問わずに走りまくってます。だいたい1日の最後にランニングが設定されてるんで、ホテルに帰ったら飯食って、風呂入って寝るだけですよ」と苦笑いする。
この投手が「これがシーズンへの貯金になると思えば、いいキャンプを送れている。ここまで自分で追い込むって、なかなかできないので」とうなずくように、ヤングGは現役時代に誰よりも走り、土台を作り上げたレジェンドOBの哲学を受け入れて猛練習に励む。
桑田コーチ補佐も「沖縄で)投げられるようにしないとね」と、打撃投手の登板準備のため自らを追い込む日々だ。全体練習終了後には午後4時ごろまで、外野でランニングやキャッチボールに汗を流している。ストイックな52歳の率先垂範に、奮い立たない若手はいないはずだ。 (片岡将)
2/8(月) 16:56
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Source: Red★速報