- 【野球】落合が11年ぶりに復帰したパ・リーグで活躍できなかった理由 セと比べ広い球場が打撃に影響 投稿日 2021年3月12日 00:00:20 (Red★速報)
落合博満さんが巨人を自由契約になり日本ハムに加入したのは、私がヤクルトから移籍したのと同じ1996年オフのことだった。ヤクルトの野村克也監督も獲得に乗り出したが、落合さんはロッテでプレーしていた86年以来、11年ぶりのパ・リーグ行きを選んだ。
96年は巨人でシーズン終盤に死球を当てられ、左手首を骨折して106試合出場に終わったものの、21本塁打で打率も・301と健在。ところが移籍1年目の97年は113試合で打率・262、3本塁打に終わった。
すでに44歳のシーズン。強い真っすぐをバンバン投げられ苦しんでいた。落合さんに限らずセからパに移籍した選手の方が、力のある投手に対応できず戸惑う傾向にある。翌98年も59試合で打率・235、2本塁打と振るわず引退となった。
全盛期に近かった中日の主砲時代の落合さんは打ち損じが少なかったし、本拠地は狭いナゴヤ球場。簡単に本塁打を打っているように見えたので、余計にすごい打者だという印象がある。
久しぶりに戻ったパ・リーグでは、日本ハムの本拠地こそ狭い東京ドームだったが、他球団はセと比べて広い球場が多かったのも打撃に影響したと思う。かつて落合さんがプレーした時代より、多くの球団がより広いホーム球場に移っていた。
近鉄は藤井寺球場から大阪ドーム、ロッテは川崎球場から千葉マリン、阪急はオリックスに身売りして西宮球場からグリーンスタジアム神戸、南海もダイエーに身売りで大阪球場から福岡ドーム。球場が広いと投手は本塁打を怖がらず、思い切って投げることができる。打者はそれを打ち返すために、強くしっかり振らなければいけない。
一時期は球界全体が球場を広くする傾向にあったが、結局お客さんが一番喜ぶのは本塁打。ソフトバンクとロッテがホームランテラスをつくり外野を狭くしたが、以前の球場の広さがパのレベルアップにもつながった。(BCリーグ・新潟監督・橋上秀樹)=明日に続く
3/9(火) 16:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210309-00000014-ykf-spo
https://youtu.be/vhP9wtndDIM
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=vhP9wtndDIM&w=420&h=315]
日本ハム 落合
https://youtu.be/M1gYa1APuC0
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Source: Red★速報